oliver

Vol.120 2016.07.20

みなさま、こんにちは。今月のトピックスは、6月にアメリカ・シカゴで開催された
世界最大級のオフィス家具展示会「NeoCon 2016」の視察レポートをお届けします。
どうぞごゆっくりお楽しみください。

オリバーTopics

「NeoCon 2016」視察レポート

2016年6月13日から15日にかけて、世界最大級のオフィス家具展示会「NeoCon 2016」がシカゴにて開催され、オリバーでも視察をしてまいりました。展示会場の様子をお届けします。

<世界最大級のオフィス家具展示会>

NeoConは、アメリカ・シカゴのマーチャンダイズマートで行われる、世界最大級のオフィス家具展示会です。48回目の開催となる今回のテーマは、“DESIGN THAT'S WORK”(働き方を設計する)。世界中から集まった約700社が、家具や内装材・ファブリックなど約5万点の製品を展示しました。3日間の会期中には約5万人が会場を訪れました。

NeoConでは家具の展示と並行して、国際会議や100以上の基調講演も行われるため、その時どきのトレンドが国境を越えて共有される場にもなっています。アメリカの好景気の影響か、今年の会場は大変賑わっておりました。欧米からの来場者が多い一方で、2日目からは中国人来場者が急増した印象でした。

<オフィスはよりフレキシブルで心地よい空間に進化>

全体の展示を通して感じた、オフィス家具市場の最も大きなトレンドは「リビングオフィス」。高いデザイン力を誇る大手オフィス家具ブランド『ハーマンミラー』がかねてから提唱してきた、「リビングのようにリラックスできる家具をオフィスに取り入れる」という発想です。パトリシア・ウルキオラ氏のデザイン監修製品が話題となった人気メーカー『ヘイワース』がその動きに追従し、リビング風の家具を一気に拡充。同じく業界トップクラスの『スチールケース』も、リビングテイストのソファやカウンターを新たに発表していました。こうした各メーカーの動きにより、リビングオフィスは完全に業界全体に定着した印象です。業界上位メーカーが牽引するこの流れは、今後もしばらく続くと予想されます。

もう一つのトレンドは、空間の使い方を限定せず自由に利用する「ユニバーサルスペース」。仕事のしかたや各々のニーズに合わせてオフィス空間を自由に作り変えることができ、直感的に使えるユニークな仕掛けが多数施されたモジュール家具が注目を集めていました。デスクの捉え方が「執務スペース」から「チームのためのオールマイティゾーン」へと変化してきていることが感じられる展示でした。デスクアクセサリーについても、マグネット製の可動式仕切りがついたものなど、使用者それぞれが使いやすい形で使える、ユニバーサル性を重視したものが目を引きました。
また、「リビングオフィス」やフレキシブルな空間利用の流れを受けて、椅子とテーブルにベンチを組み合わせる展示レイアウトも以前より多くなっていました。

共有空間をより快適にする取り組みも広がっています。サイレントブース、壁、天井、パーテーションなど、吸音・防音の素材やプロダクトが各メーカーから多数発表されていました。職種や使用目的によってそれぞれ必要な空間が異なることへの配慮が表れた取り組みと言えるでしょう。また、周囲からの目線や音を遮る、囲みベンチやハイバックソファも引き続き多く見られました。

<ラウンドフォルムが全盛。無機質なオフィス家具からの脱却>

家具の形としては、フェミニンな印象のラウンドフォルムが流行。視覚的な快適さを感じさせるインフォーマルな空間づくりは、精神的な健康にも寄与するものだと感じました。
さらに、「ウェルビーイング(心も体も、社会的環境も健やかであること)」という考え方を基盤に、オフィスの随所にグリーンを取り入れる動きや、敢えて不安定な足場で立ち会議をすることで運動を促す製品なども見られました。ベルギーのメーカー『BUZZI SPACE』は、体を動かしながら好きな場所で働くことができ、コミュニケーションも誘発する「Buzzi Jungle」というコンセプトプロダクトを発表していました。

機能面では、電動上下昇降アイテムが市場全体に浸透。今年は大手5社をはじめとした各社のラインナップが充実し、マネージャーデスクやミーティングテーブルなどにおいても電動化が進んでいるようでした。この潮流は今後ヨーロッパからアメリカ、アジアにまで及び、世界のスタンダードとなることが予想されます。

素材はスチールと木の組み合わせがよく見られました。テーブルや椅子の脚などに木素材を使用することで柔らかさを表現し、従来のオフィス家具の無機質なイメージからの脱却を目指しているようでした。
大理石を使用したテーブルも増加しており、特に白基調のものが多く見られました。天板を薄く見せる船底エッジ加工は、他素材のテーブルと同様に流行しているようです。
ボタン締めのソファなども引き続き人気。数年前の流行だった大きめのボタンに比べて、より小さなボタンが多く使われているようでした。

また、今回は心地よい空間づくりの一環として、ファブリックを自由に選べるような展示が大手メーカーを中心に見受けられました。トレンドカラーはグレイッシュカラーやアースカラー。グレーの中にアクセントとして黄色やマスタード色を用いるなど、従来のオフィス然とした色彩とは異なる色使いが印象的でした。

数年ぶりとなる今回のNeoCon視察では、オフィス家具市場が大きな変化を迎えていることを改めて感じました。オフィスや教育現場などの「フォーマル」とされてきた空間も、ICTの進化と人々の意識の変化により、人間の感覚に寄り添った心地よい空間であることが求められるようになってきています。フォーマルとインフォーマルの共存です。
それにより、コントラクトやホーム、オフィス家具といったカテゴリ分けは今や意味を失い、オフィスはホスピタリティの高い空間への変化を求められています。オフィス家具市場は、「インテリア」という一つの大きな市場へと生まれ変わりを見せているように感じました。

当社では、今回視察した世界の最新トレンドを取り入れながら、今後もより魅力ある製品の開発に注力してまいります。どうぞ宜しくお願いいたします。

「NeoCon 2016」視察レポート 詳細ページへ

最新納入実績

岡崎市斎場様(愛知県岡崎市)

岡崎市では、将来の火葬需要の増大を見越して斎場の建て替えを行われ、今年6月に新斎場を開場されました。今回オリバーでは、地元・岡崎産のヒノキ間伐材を使用した家具什器などを施設内に納入させていただきました。

最新納入実績 詳細ページへ
最新納入実績 詳細ページへ
鳥取砂丘大山観光株式会社 砂丘センター様
(鳥取県鳥取市)

鳥取砂丘大山観光株式会社様が運営される「砂丘センター」様。鳥取砂丘と日本海を臨むレストランや、砂丘への観光リフトなどを備えられている観光施設です。今回オリバーでは、施設内レストランにテーブル・椅子を納入させていただきました。

最新納入実績 詳細ページへ
最新納入実績 詳細ページ

逸品お楽しみプレゼント

今月の「逸品お楽しみプレゼント」はお休みとさせていただきます。申し訳ございません。
また、あらためてスタートいたしますので、どうぞお楽しみに。

オリバーplus+からのお知らせ

・メールマガジン配信先のメールアドレスについて
当メールマガジンは、従来より弊社がお取引させていただいております企業担当者様、仕入先様より頂戴ならびにご紹介いただいたメールアドレスに配信しております。

メールマガジン配信中止をご希望の方は、お手数ですが下記のURLからお願いします。
http://f.msgs.jp/webapp/form/12301_dfs_4/index.do
メールアドレスなどの個人情報変更をご希望の方は、お手数ですが下記アドレスにご連絡ください。
http://f.msgs.jp/webapp/form/12301_dfs_6/index.do
メールマガジンバックナンバー
http://www.oliverinc.co.jp/mail_magazine/index.html

・プレゼント応募の個人データについて
プレゼント応募の際にお預かりした個人情報はプレゼント発送およびサービス向上のための資料として活用するものであり、他の用途で使用することは一切ありません。

<オリバーの拠点>
http://www.oliverinc.co.jp/company/business_base.html

編集・発行・お問い合わせ:株式会社オリバー 営業企画部
〒444-2137
愛知県岡崎市薮田1丁目1-12
TEL:0564-27-2800/FAX:0564-27-2860
URL: http://www.oliverinc.co.jp