Cross Talk #01
オリバーの成長と働き方の変化
DXを活用しながら、チームで働く会社へ
働き方が大きく変化しているオリバー。
これまでどのように変化し、今後どのような働き方になっていくのか、
大川社長と、営業・デザイン・マーケティングで活躍する社員で対談しました。
対談メンバー
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株式会社オリバー 代表取締役社長
1985年に名古屋工業大学を卒業後、豊田通商株式会社にて海外事業の経験を積む。1989年にオリバーに入社後、アメリカでの事業や営業統括本部長としての経験を経て、2018年に代表取締役社長に就任。豊富なDXの知識を活かし、インテリアを通じたお客さまのビジネス課題の解決と、持続可能な社会の実現を目指している。
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東日本デザイン部
部長2008年に総合デザイン職で入社、2021年に東日本デザイン部に配属。東日本エリアのデザインマネジメントや、社内のデザイン勉強会などを担当。
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東日本デザイン部
VR課 次長2001年に総合デザイン職で入社、2020年に東日本デザイン部 VR課に配属。VR、CGパース、動画の作成を中心に、最新技術の導入によるプレゼンテーションの品質向上も担当。
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東京第2支店
東京営業4課 次長2010年に総合職(営業)で入社、2021年に東京第2支店 東京営業4課に配属。大手法人顧客への営業活動や、大型プロジェクトのマネジメントを担当。
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デジタルマーケティング部
ダイレクトマーケティング課 課長2013年に総合職(営業)で入社、2021年にDM部 ダイレクトマーケティング課に配属。オリバーのデジタルマーケティング施策を中心に、インサイドセールスの業務設計なども担当。
個人からチームへ、働き方の変化について
Theme
オリバーの働き方は変化していると思いますが、皆さんいかがでしょうか?
オリバーの働き方は変化していると思いますが、皆さんいかがでしょうか?
- 山浦
- 昔のオリバーは、正直言ってブラック企業だと思いました(笑)。
個人に依存しているというか、とにかく売上目標に対して昼も夜もなくがむしゃらに働いていました。お客さまへの提案は自由にできたので、やりがいはそれなりに感じていましたけどね。
- 柳澤
- 当時はそうでしたね(笑)。
今は、チームで仕事をするようになった点が大きく変わりましたよね。 突発的な業務負荷を一人で背負うことが無いようなチーム編成だったり、たとえトラブルがあっても上司や支援部署にすぐ情報が共有されて解決できる仕組みだったり。
- 大川
- そうだね、会社の成長と共に取り組む仕事の規模も大きくなっているし、個々人でやっていたことがチームじゃないとできなくなっているから、重要なテーマを吸い上げて定期的に解決する場を作るなどの仕組みづくりをしてきたね。
- 山浦
- 確かに、以前柳澤さんと十億円を超える案件を担当したことがありまして、様々な役割を持つ人が一つになってプロジェクトを進めていくのは大変でもありましたが、何といっても達成感がありましたね。当時の実績としては最高額だったと思いますが、チームの力が集結した時のオリバーの底力って、やっぱり凄いな、とつくづく感じました。納品完了した時はみんなで打ち上げしたよね!
- 柳澤
- 本当にいいチームでしたよね!
しっかり役割分担されていましたし、みんなで意見を出し合って支え合いながら仕事を進められて、とても充実したプロジェクトでした。ただ、個人的には、どんな仕事もチームで進めることが当然のようになっている中で、業務全体の流れや自分の得意分野がわからない若手の社員が増えてしまうという面もあるのかなと感じます。
- 大川
- チームだと達成感というか「やりがい」が分断されるともいえるからね。例えば小さな案件はむしろ一人でこなしたほうが力になるし「やりがい」に繋がる。当事者意識を持ってもらいつつ、安心して社員各自のタスクを全うできる環境を、マネジメントする側は考えて仕組みを作っていくのが今の課題だね。デザイン提案する部門としては、どんな変化を感じているかな?
- 川口
- ITインフラの面では、入社当時の2001年頃は二人で一台のPCで作業するなど、中途で入ってきた私からすると少し遅れていた印象でしたが、ここ数年は、自宅でも仕事ができる環境が整っているので非常に助かっています。コロナ禍のテレワーク導入についても、他社が急な対応に苦戦されている中で、オリバーはコロナ前からリモートワークできる環境を作っていたので、他社からも驚かれました!
- 古畑
- 私は、リモート環境で会社の方針を部下にちゃんと伝達できるのか不安でしたが、全社員がオンラインで会議に参加できる環境が整っているので、リアルタイムで意思疎通が取れることは助かっています。
- 大川
- 会社が様々なマーケットで複合的に事業を進めているからこそ、リアルタイムでの情報共有が上手く出来るのか危機感があったね・・・。各セクションで一体感を持って働いてもらいたいと思っていても、会社全体として個々人の情報量にギャップが無いのが良いからね。
- 山浦
- はい、会社としてやること、やれることが複雑化した分タスクは増えましたが、チームで分業をしているので心理的負担は減ったように思います。柔軟に働いて生産性を上げるという会社の空気感も出てきて、メリハリをもって働けるようになりました!
デジタルインテリア
ソリューションプロバイダーとしての今後
Theme
今後のオリバーはどのように変わっていくのでしょうか?
- 山浦
- 営業の視点としては、今までのような1から10まで自分一人でこなすというスタイルは間違いなく減っていくと思います。その代わりに、柳澤さんのような人たちが、DXを活用した営業施策を考えて効率を上げようとしてくれているよね。そこで、これからの営業社員には、人ならではのフィーリング、効率化だけでは語れないエモーショナルな部分も求められると思うので、そういったところを捉えて、メンバーに伝えて、最終的に形にするといったディレクションが必要だと感じています。
- 大川
- そうだよね!
例えば、オリバーの業務の一部をAIで代替できるようになる時代もそう遠くないでしょう。じゃあ何が残るのかといったら「コンサルティング」だと思うんだよね。お客さまからの多様なニーズを汲み取って様々な形に組み上げ、提供する。営業社員は、こんな仕組みを持った会社が、どんなお客さまと「マッチング」できるのか、を考える存在でいてほしいね!その柔軟性は人間にしかできないことだよね。つまり、こういうのが山浦くんのいうエモーショナルな部分ということなのかな?
- 山浦
- はい!ありがとうございます!(笑)
- 柳澤
- これまで通りのやり方だけでは成果を作れなくなっていくからこそ、Webでの情報提供や効率的なセールスの仕組みの構築など、私たちマーケティングチームでも新たな施策を色々試しながら模索しているところです。もちろん、その先では営業のエモーショナルな提案につながっていくわけですから、部署間のコミュニケーションが重要ですよね。全員で同じゴールを目指せるような組織でないといけない。
- 山浦
- そうそう。社内のコンスタントな情報共有だったり、横展開だったり。オリバーはそういう密なコミュニケーションが柔軟に行えていると思います。
- 川口
- デザインとしても部署の垣根を越えてコミュニケーションが取りやすい環境が、非常に助かっていますよ。オリバーは全国規模の企業なので、コミュニケーションがうまくいかないと、他の地域でいい事例があっても知らないということが起こりかねないですから。様々な取り組みをクロスオーバーできるのがオリバーの強みですね。
- 古畑
- 大きなプロジェクトが増え、デザイナーもディレクションができる人材が今まで以上に必要になり、デザイナーのスキル向上が課題になっています。デザイナーに求められるスキルは昔より遥かに多様化しているので、資格取得のための支援や就労時間の最適化など、個々がスキルアップを目指せる環境が整備できればと思います。
- 大川
- 私は常に、顧客だけではなくて、社員と協力会社の三者が満足する構図でないといけないと思っていますよ。そうして全員が同じ方向を見ることで、5年先10年先の未来を思い浮かべながら、今日や明日を過ごすことができるような関係性をつくっていきましょう!
- 山浦
- はい!みんなで頑張っていきましょう!
※2022年11月の内容です。