クロストーク

Cross Talk #02

大阪経済大学様 内装プロジェクト

チームで挑戦する、オリバーの空間創造

オリバーの空間デザイン力・そしてそれを実現するチームについて、
プロジェクトチームメンバーで対談しました。
今回は対談のテーマとなる大阪経済大学様にご協力をいただき、
実際の現場にて対談・撮影をさせていただきました。

対談メンバー

大阪経済大学様 学生ラウンジ改装
プロジェクトについて
Theme

今回オリバーが手掛けた大阪経済大学様の学生ラウンジは、どのような依頼だったのでしょうか?
今回オリバーが手掛けた大阪経済大学様の学生ラウンジは、どのような依頼だったのでしょうか?
宇田
コンペティション形式で提案内容を気に入ってくださり、オリバーにご依頼をいただきました。内装の床・意匠照明と、家具、施工までを担当しました。
村田
大学の理事や職員の皆さまに大阪オフィスにお越しいただき、実際に色々な家具を見ながら打ち合わせを進めましたね。
宇田
そうですね。今回のように、家具だけではなくて内装工事を伴うプロジェクトでは、お客さまのイメージをカタチにしていく大変さもありますが、実現できたときはとてもやりがいを感じます!
中川
私も、チームで一丸となって協力し、無事に完成させることができて嬉しいです。
このプロジェクトはどのようなチームメンバーで進めていったのでしょうか。
宇田
チームは、デザイン設計やプロダクト設計、制作部の心強いメンバーもいましたし、内装工事は私自身経験が少なく心配な点もあったのですが、中川さんに打ち合わせの早い段階でチームに加わってもらい、問題点や気になる点を指摘してもらえて本当に助けられました!
越智
ほんと、助かりました。
中川
そう言ってもらえると嬉しいです。実は、中途採用で入社後、はじめて一人で最初から担当したプロジェクトだったんですよ!
宇田
そうだったんですね。
中川
入社後まだ数ヶ月でしたし、ステージ台のような大きな特注家具があったので少し不安もありましたが、すぐ周りに相談できる環境もあり、各部署で協力しながら取り組み、きれいに納めることができて良かったです。
藤井
なかなか大変でしたよね!それに、今回は傾斜のある本棚の図面を書くのが初めてで、かなりチャレンジングな試みもありました。
中川
よく意見がぶつかっている場面を見た気がします(笑)
越智
実現できるか否か、安全面、機能面、デザイン面など、こだわり出すとキリがないからついつい議論が熱くなっちゃって・・・
藤井
そうでしたね、難しい部分もありましたが、工場との打ち合わせなどもたくさん助けてもらいました。デザイナーが同期の村田だったのもありますが、チーム全体としても、打ち合わせや相談がしやすかったです。
村田
そうですね。特注家具については、もっとシンプルな構造にしてみてはどうか、という意見もありましたが、皆さんの協力のおかげで、イメージしていたものを形にすることができて、本当に良かったです!

プロジェクトで心掛けたこと
Theme

デザイン提案するにあたり、どのような点がポイントでしたか?
デザイン提案するにあたり、どのような点がポイントでしたか?
村田
大学の学生ラウンジということで、多くの学生が自由に過ごせる場所にしたいとのご要望があり「のびのび過ごす」空間をコンセプトにデザインしました。最初から過ごし方を限定する空間デザインではなく、自由な過ごし方ができるように余白を残した提案を心がけました。
宇田
あえて提案に余白を設けたんだよね。
村田
提案時も、大学担当者の方から「いい空間をつくりたい!」「こうしたらもっと良くなるのではないか」と様々なご意見をいただき、一緒になって空間を創り上げることができたと感じています。
中川
あと、機能の部分ではコンセントがソファ席にありましたよね。コンセントがあれば携帯電話やPCの充電に便利だし、あったら絶対に充電したくなりますよね。
村田
そうですね。
実際に使うことを想定して必要な機能はしっかりと備えている点と、動線や家具一つひとつの形状に半円を多く取り入れたことで、一人でも複数人でもシーンに合わせて使いやすいのかなと感じています!
完成後、実際に利用されている様子を見に行ったと聞きましたが、いかがでしたか?
完成後、実際に利用されている様子を見に行ったと聞きましたが、いかがでしたか?
村田
はい、何度も見に行きました。特に、ソファ席は学生さんでパンパンでしたね(笑)
宇田
先生方がお薦め本を置いてくださっていたり、芝生エリアでは自然と靴を脱いだりされていました。学生さん以外でも、職員の面接にも使われるなど、幅広い使い方ができる空間になっていました。
藤井
私たちの予想以上に様々な過ごし方を見つけてくれていましたし、学生さんもすぐに使いこなしていたのがとても印象的でした。
中川
前職も含めて最近はオフィスの内装管理を担当することが多く、完成後どのように使われているのかを実際に見に行けるケースが少なかったんです。
今回は完成後に何度か見に行く機会があり、学生が思い思いに過ごす様子を見ることができ、非常にやりがいを感じました。
藤井
本当にのびのびと過ごしてもらえていましたよね!そういう風に過ごしてもらうために、様々な可能性を想定し、考慮した安全な設計が大切だと改めて思いました。
越智
たしかにそうですね。
藤井
そういえば、越智さんは大阪経済大学の卒業生なんですね。
越智
うん、まさかこんなことがあると思ってなかった。
実は、数年前の営業部時代に大学のとあるエリアを提案したことがあったんだけど、当時は仕事がもらえなかった。今は、オリバーが内装デザインから家具製作・内装工事にいたるまで、空間をトータルでプロデュースでき、信頼されているからこそ今回任せてもらえたのだと思う。実はまだ大学出身者だと大学の方々に言えていないんだよ(笑)
宇田
そうなんですか(笑)
越智
それにしても、やっぱり純粋に嬉しいものだね。
久しぶりに大学に訪問した際は、当時と建物も変わっている場所もあったけど懐かしかったし、後輩たちが過ごす場所を担当できたのはおもしろかった!

今後のチャレンジについて
Theme

今後、チャレンジしたいことはありますか?
今後、チャレンジしたいことはありますか?
越智
相手の隠れたニーズに気付くことかな。今回の場合は、もっと早い段階で防災備品の備蓄場所を考えてあげられればよかったと思う。 今後、隠れた要望をこちらからしっかりとヒアリングして、形にしていきたいね。
中川
私は、天井や壁などの内装工事を含むプロジェクトもどんどん担当したいです。それが実現できるデザイン力や製作力、チーム力があると思っています。
宇田
私もお二人と同感で、お客さまのご要望に応えられるようにしたいです。内装プロジェクトに関しても、内装管理課とも協力しながら色々な案件に携わりたいです。中川さん、よろしくお願いしますね!
中川
はい、頑張っていきましょう!
藤井
私は、常に最適な設計を心がけていきたいです。今回は越智部長から細かな構造などたくさん教えてもらえたので、さらに知識を積み重ねていきたいですね。
村田
今回の提案では、コンセプトが「のびのび過ごせる」ということで、こういう行動をしてほしいと決めつけるのではなく、自由な過ごし方を実現できたと思っています。今後も色々な過ごし方ができる空間デザインをしていきたいです。
越智
それぞれにチャレンジや目標があっていいね。困ったときはお互いに協力し合い、今後も最適な空間創りをしていきましょう!

大阪経済大学様 学生ラウンジ改装プロジェクト

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※2024年2月の内容です。
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