総合デザイン職採用
製品企画部
製品企画第1課 チーフデザイナー
製品企画 / 2015年入社
※取材当時の所属です
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学生時代
学生時代は建築設計を学び、その後大学院に進学し、木製椅子の設計/自主製作を行う。
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1年目(2015年)
製品企画部 製品企画第1課に配属となり、先輩社員の業務を手伝いながら家具の基礎知識や設計スキルの習得に励む。1年目からスチールチェア(S・CS-354)など自社製品の開発に多数挑戦。
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2年目(2016年)~
同部署にて自社の製品開発に従事する。
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4年目(2018年)
同部署にてオフィス市場向けの製品開発主担当としてオフィスカタログ『PLACE2.5』の新製品を多数手掛ける。デザイナーに昇格する。
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5年目(2019年)
同部署にてオフィス市場向けの製品開発の傍ら、社外のデザイナー様や企業様との共同開発品(S・SM-A109等)を多数担当する。
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6年目(2020年)~
同部署にて自社製品の製品開発に従事し、完全個室型ブース『CAP-CELL』を手掛ける。FSC®CoC事務局スタッフとして自社のFSC®認証製品の管理や社内体制の整備を行う。チーフデザイナーに昇格する。
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2022年(取材当時)
同部署にて、社外のデザイナー様や企業様とともに、家具の範疇を超えた付加価値のある新しい製品を開発中。
JOB
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現在の仕事内容とやりがい
現在の仕事内容とやりがい
自社ブランドの製品開発を担当しています。様々な市場における需要や近未来のトレンド予測などを、営業と常に情報共有を行い、意匠デザイン~図面作成~試作など、「製品」になるまで一貫して担当します。その過程では、強度検証を担う専門部署、調達や工場の方々などと多くの議論を交わし、ハードルを乗り越えていきます。製品になる頃には自分の子供のような感覚ですね(笑)。その製品が全国のショッピングモールや飲食店などに納品され、多くの人々が利用されている姿を見ると純粋に嬉しく思いますし、「自分の生きた証」が形となって残せる素晴らしい仕事だと思います。
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手掛けた製品の中で思い出に残る製品は?その製品に対しての思い
手掛けた製品の中で思い出に残る製品は?その製品に対しての思い
入社1年目に初めて担当したスチールチェアです。社内外の方々にご指導いただきながらなんとか製品化!ある日、営業の方から「大阪にあるカフェに納品したよ!」と連絡があり、すぐに大阪へ飛んで行きました。夜景の見える素敵なお店でした。初めて手掛けた椅子がずらっと並び、お客さんがその椅子に座って楽しそうに食事をしている光景を目の当たりにし、モノづくりの素晴らしさを体感し、嬉し涙が出たのを鮮明に覚えています。今でもその椅子を見るたびに初心に立ち返ることができますね。
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学生時代に力を入れていたことや学んだことが現在の業務にどのように活かされているか
学生時代に力を入れていたことや学んだことが現在の業務にどのように活かされているか
木製家具の工場でアルバイトをさせていただきました。図面の見方や構造、加工方法など毎日が勉強でした。家具の素晴らしさや奥深さを感じると同時に、職人の方々への尊敬の想いが溢れました。技術力は勿論、一日中立ちっぱなし、怪我やミスをしない為の集中力。それがいかに大変なことか身をもって痛感しました。今の仕事はデザインや図面を描く「だけ」であり、その裏では「形(製品)」にしてくださる職人さんがいるということ。当たり前のようで当たり前ではない、それがどれほど有難いことかを思い知りました。この経験があったからこそ、今でも職人さんとの繋がりやコミュニケーションを第一に考え仕事をしています。
# 松﨑さんの1日スケジュール
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9:00
業務開始
メールのチェック・タスクの確認。
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10:00
設計作業
新製品の設計図面を作成。
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12:00
ランチ
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13:00
社外ミーティング
新製品の試作品を製作工場の方々と検証、改善策をディスカッション。
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14:00
社内ミーティング
新製品のデザイン/品質/価格など他部署を交えディスカッション。
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15:00
設計作業
打ち合わせで議論した新製品の改善策を反映させた設計図面を作成。
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18:00
業務終了
MESSAGE学生の皆様へ
どんなことでも、初めて挑戦することに対して最初から正解か不正解かなんて誰にもわからないものです。失敗したら・・・なんて怖がる必要もありません。誠実にひたむきに取り組むあなたを必ず見てくれている人達がいます。困った時には必ず手を差し伸べ、そして一緒に正解を探してくれます。そういう時にこそ新たな出会いや進むべき道が拓かれるものだと思います。何事も新しいことへの挑戦を恐れず、立ち向かう一歩を踏み出す勇気を持ってください。