2019.06.25

「ミラノデザインウィーク2019」視察レポート

毎年4月にイタリアのミラノで開催される、世界最大規模の家具見本市「ミラノサローネ国際家具見本市（Salone del Mobile. Milano）」と、様々な企業やデザイナーによる自主的な展示「フォーリサローネ（Fuori Salone）」。
多くの人々で賑わうこのデザインの祭典は、総称して「ミラノデザインウィーク」と呼ばれており、毎年ミラノの街全体が盛り上がりを見せます。
そんな「第58回ミラノサローネ国際家具見本市」と「フォーリサローネ」の様子をお届けします。

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  「第43回中国国際家具展（CIFF）」 展示会場

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  水盤に浮かんだような表現など、個性的なブースの作り込みが揃います。

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  トレンドのグリーンを重ね、クッションも合わせて、カラーオンカラーで美しくトータルコーディネートされた、心地よい世界観を表現しています。

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  家具だけでなくディテールにも統一感を持たせ、空間を調和させています。

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  亜熱帯地方の植物や日本のもみじなど、自然との共存を意識した空間が多く見られます。

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  オフィスの展示も混在しています。柔らかい曲面の居心地の良い繭のような囲みソファは、ネストルームのようです。

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  【S.Project】
  家具を分解し構造を見せることで、クオリティの高さを解説するゾーンもあります。

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  センサーなどの技術力を活かし、小型LEDを用いた群灯や浮遊感のある照明が多くみられます。

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  「フィリップ・スタルク」が AI で未来をデザインしています。

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  世界の都市やリゾートなどプリントを用いて雰囲気を出し、空間と一体化した小物のアレンジが多く見られます。

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  【フォーリサローネ】
  「LOUIS VUITTON」は「OBJETS NOMADES IN MILAN」と題して、セルベローニ宮殿で展示会を開催。

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  【フォーリサローネ】
  「moooi」は展示が集中しているミラノ中心街のブレラ地区に会場を移し、”TOKYO"というデニム生地を使った新しいイメージの家具も展開。

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  【フォーリサローネ】
  「PAOLA LENTI」はミラノ郊外という立地を活かして、豊かな色調で奥行感のあるデザインを展開。