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2019.08.20
「ミラノデザインウィーク2019」視察レポート vol.3
4月にイタリア・ミラノで開催された世界最大規模の「第58回ミラノサローネ国際家具見本市」。世界中のメーカーやデザイナーがこの見本市に合わせ、多種多様の素材やカラー等、新しいデザインを生み出しています。
第3回目のレポートでは、カラーやマテリアル等をピックアップしてご紹介いたします。
去年象徴的だった色、グリーン。
他の色にマッチしやすいセージグリーンなどの色調に変わり、GIORGETTI等、今年も多く見られます。マスタード・イエローからオレンジレッドまで、温かみのあるアースカラーを小物から布張り家具に使用し、セージグリーンをアクセントにしたLAGO。
黒色大理石サハラノアール(ノアールはフランス語で黒を意味しサハラの夜を連想させる)を本磨きした天板のPoliform。箱物でも多く見られます。
木目を活かしたブックマッチの美しい仕上げのテーブルと、トレンドのジオメトリックなカーペットを組合せたGIORGETTI。
素材や形状の異なるテーブルの組み合せや、石、木、メタルなどのマテリアルミックスが多く見られる。SANCALはグラフィカルなカーペットも組み合わせ。
ラウンドフォルム・円弧と、柔らかな形状が多く見られ、lapalmaではラウンド形のソファを組み合せて大きな円形のパブリックファニチャーとして展示。
家具や小物のトーンオントーンに色合せした生花や、空間の構成カラーをすべて小物にも取り入れるといった美しい展示も散見されます。
壁面全体で背景を映し出すデジタルサイネージのシーンなど、壁面がフォーカスされています。アートと一体化しているグラフィカルな展示のPoliform。