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2019.09.20
「ミラノデザインウィーク2019」視察レポート vol.4
「第58回ミラノサローネ国際家具見本市」の会期中、ミラノ市内でも「フォーリサローネ(Fouri Salone)」と呼ばれる、デザイナーやメーカーのショールームでの企画展示が行なわれます。こちらではミラノの歴史的建造物を借りたり、郊外の工場跡といった立地を活かし、美しい空間展示を見ることができます。
第4回目のレポートでは、フォーリサローネで印象に残ったシーンをお届けします。
moooiは新商品の他、ガーデンにもイタリアデザインの巨匠アレッサンドロ・メンディーニ「プルーストの安楽椅子」(2019年2月逝去)を追悼展示。
The Evolution of Workspace のThe Hub(共同作業スペース)は、視覚的に快適な雰囲気で、健康に貢献するため緑をいっぱい入れていたElleDecor。
大胆カラーリングを施したインスタレーションに注目が集まっているPAOLA LENTIは、素材開発から家具や小物を作り、調和した美しい空間を展示。
浮遊感のあるワイヤーオブジェ。鋭いセンスで選び抜かれたアイテムは、ミラノ随一のデザイン・セレクトショップ:ロザーナ・オルランディRossana Orlandi。
10・Corso・Comoでは、イタリアの建築家・デザイナーのUMBERTO RIVAのレトロな照明や家具、建築模型、スケッチなどで作品を紹介。
LOUIS VUITTONはセルベローニ宮殿で、マルセル・ワンダース等世界的なデザイナーとのコラボレーションからなるOBJETS NOMADESを発表。
「モードの街ミラノ」のファッション発信地「モンテ・ナポレオーネ」ミラネーゼたちが集う場所であり、ウインドウもデコレートされています。
美しい窓辺から通りを望むような素敵なDePadovaの展示は、広大な展示スペースを確保できる市街地で開催されるフォーリ・サローネならでは。