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2024.07.23
ミラノデザインウィーク2024 視察レポートVol.1

2024年4月16日(火)~21日(日)に、イタリアのミラノで世界最大規模の「第62回ミラノサローネ国際家具見本市」をはじめとした、ミラノデザインウィークが開催されました。本日より3回に分けて今年のトレンドや出展ブランドなどご紹介してまいります。今年も多種多様な素材やカラー等、新しいデザインが発表されていました。本日は、展示会の概要やマテリアルトレンドについてご紹介いたします。
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来場者数37万人の大盛況
インテリアやデザインにおける世界最大規模の国際家具見本市であるミラノデザインウィークは、メイン会場のロー・フィエラ ミラノで展示されるミラノサローネ(正式名称: Salone del Mobile)と、ミラノ市内で開かれるフォーリサローネ(Fuori Salone)に分かれて開催されます。
今年の来場者数は370,824人(180ヵ国 / 2023年比20%up)、出展メーカー数は1,950社となっており、昨年を超える盛り上がりを見せました。 -
キーワードは「多様性」
パンデミック後、リモートワークの普及によりどこでも仕事が可能になり、人々の生活様式が多様化しました。同時に空間の用途も多用化し、ダイニングでありながらミーティングができるスペース、リラックスできるソファでありながらワークスペースである等、生活様式の多様化に寄り添った、バリエーション豊富なインテリアが見られました。
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屋内にいるような快適な空間を演出するアウトドア家具
特定の空間に縛られず、様々な場所で利用される多用途な家具が増えている中、アウトドア家具も、以前より多機能で美しいデザインなど、屋外にいながら、屋内のような快適な空間をつくるラグジュアリーでモダンなアウトドア家具が展示されていました。
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コントラストが特徴的なデザイン
明暗やカラーの対比を利用して、視覚的なインパクトを高めるだけではなく、異なる素材を組み合わせることで、触覚的にもコントラストが生じた特徴的なデザインの家具も多く見られました。
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生活様式の多様化に適応したモジュールソファ
ライフスタイルに合わせてレイアウト変更が可能なモジュールソファが多く展示されていました。リサイクル可能なファブリックや、座面が広いモダンなデザインが印象的で、サスティナブルで良質なデザインの製品が見られました。
2024ミラノサローネトレンドの詳細レポートは下記よりダウンロードいただけます。展示会の概要やトレンド情報(カラーやマテリアル、インテリアスタイルなど)の詳細がまとまっています。展示会に出展していた注目のブランド41社の展示の様子もご覧いただくことができます。ぜひご活用ください。
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