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2024.07.24
ミラノデザインウィーク2024 視察レポートVol.2

2024年4月16日(火)~21日(日)に、イタリアのミラノで世界最大規模の「第62回ミラノサローネ国際家具見本市」をはじめとした、ミラノデザインウィークが開催されました。今年も多種多様な素材やカラー等、昨年から進化したデザインが発表されていました。2回目の本日は、CMFP(Color / Material / Finish / Pattern)、インテリアスタイルのトレンドについてご紹介します。
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カラー
夕焼けを彷彿とさせる情熱的で温かみのある暖色カラー。その中にも、ニュートラルなくすみ感が見られ、自然に調和する柔らかさを感じるカラーのものが多く見られました。
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素材
素材の主役は自然。木、石、大理石(紙)。ファブリックは、ブークレや、スエードなど、触り心地が良い張地が目立ちました。方向性のない毛並みで、丸みの帯びた家具の曲線美をより引き立たせていました。
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仕上げ
昨年同様、木材は、木目を残して素材感を演出し、マットな仕上げのものが多く見られました。異素材に対し同じ仕上げを施し、統一感のあるコーディネートが見られた一方で、マット加工の素材と、艶加工の素材を組み合わせることにより、あえてコントラストを強くした、素材を際立たせたコーディネートも多く見られました。
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パターン
有機的な曲線など、丸みを帯びたデザインが昨年に引き続き多く見られました。また、屋外と屋内のシームレス化による、アウトドア家具ミックスがトレンドになっていることもあり、アウトドア家具を彷彿とさせる編みパターンが取り入れられた製品も充実していました。
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インテリアスタイル
上質な素材と洗練された色使いで、昨年よりシックなインテリアスタイルがトレンド。
環境に配慮した素材や製造プロセスを取り入れつつ、高いデザイン性を両立させたエコラグジュアリーなスタイルなども展示されていました。
2024ミラノサローネトレンドの詳細レポートは下記よりダウンロードいただけます。展示会の概要やトレンド情報(カラーやCMFP、マテリアル、インテリアスタイルなど)の詳細がまとまっています。展示会に出展していた注目のブランド41社の展示の様子もご覧いただくことができます。ぜひご活用ください。
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