来院者・医療スタッフにやさしい空間づくり
「くまもと県北の風土と共鳴し合う病院」を内装のコンセプトとして、来院者への配慮にこだわりたいというご要望に沿えるよう、意匠性・カスタム性が高い木製を中心にご提案いたしました。
地域の色・模様を取り入れながら、来院者が不安や恐怖を感じることなく、活力を高められる心地よい空間として、外装・内装ともに緊張感を与えない落ち着きのある無彩色系を採用。色の対比によって、総合待合では案内サインの視認性も高まりました。
レイアウト設計では、来院者をスムーズに案内できる空間を目指し、目線を遮らないデザインの本棚や見渡しの良いレイアウトにこだわりました。また、待合ベンチは災害時にはベッドとして診療に使用できる製品や、高齢者も利用しやすいユニバーサルデザインの製品を中心にご提案いたしました。
PROJECT DATA
くまもと県北病院 様/熊本県玉名市
民間病院である玉名地域保健医療センターと公立玉名中央病院の2病院を統合する新築移転がされ、2021年3月1日に地域災害拠点病院の役割を担う病院が完成しました。
SCOPE IN THE PROJECT
■家具(既製品):製作・納入
■造作家具:構造設計・製作・納入・デザイン
CREATOR'S VOICE
ディレクター
空間ごとのテーマカラーに合わせた張地選定など、設計様の内装のこだわりにマッチするように打ち合わせを重ね、ご提案いたしました。
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