感染症対策を考慮した、患者さまの不安を和らげる空間
家具が老朽化したことをきっかけに、待合エリアの家具入れ替えをいたしました。
感染症対策を考慮し、固定されて移動ができなかったベンチは、座席数を変えないまま、フレキシブルに動かせるような1人用ソファに入れ替え、待合の3人用ベンチは片肘をなくすことで、車いす患者様のスペースを確保し、患者さまの動線を確保しつつ介助者さまが付き添いやすいように工夫しました。
張地は抗菌機能をもった、病院内の空間に合うカラーを選び、患者さまの不安を和らげる空間をご提案しました。
また、各待合エリアに同タイプのベンチを配置することで、各エリア間での移設を簡易に対応できるようにしました。
PROJECT DATA
淀川キリスト教病院 様/大阪府大阪市
全人医療を掲げる、地域医療支援病院です。
この度、家具の老朽化、感染症対策に対応するため家具の入れ替えをされました。
SCOPE IN THE PROJECT
■レイアウト:計画
■家具(既製品):製作・納入
CREATOR'S VOICE

ディレクター
現場で実際に見て、聞いて得た課題を解決するために、製品の仕様はもちろん、様々な導線を想定し、レイアウトまでこだわってご提案しました。

ディレクター
コロナ禍において病院の待合の在り方をお客さまと検討し、当社の考え方に共感いただきました。診察室前のベンチの向きなど細かな箇所にまで配慮した待合空間となりました。
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