学生が自由に「のびのび過ごす」空間
学生の憩いの場であるC館1階・2階を改装し、多くの学生が自由に過ごせる場所にしたいとのご要望があり、「のびのび過ごす」空間をコンセプトにデザインしました。
1階ではサイネージの周りに集まってパブリックビューイングができるエリアをつくり、中心には小上がりのステージを設置することで、人の流れがゆるやかになるようにしました。ステージはイベントなどにも使用でき、芝生の上では寝転がったり、のびのびと自由に過ごすことができます。2階はグループワークや自習ができるようなカウンター席や囲みソファを配置し、落ち着いて過ごせる空間に仕上げました。
動線や家具ひとつひとつの形状に、半円や有機的なものを採用し、人工芝エリアやハンモック、椅子がわりのバランスボールなど、遊び心のあるアイテムを取り入れました。学生が自由にのびやかに過ごせるように、色や形で変化のあるわくわくする空間に仕上げ、学生が大学に来ることが楽しくなる場所を目指しました。
PROJECT DATA
大阪経済大学 様 C館1階・2階 フォレストルーフ/大阪府大阪市
2032年に100周年を迎えられる大阪経済大学様。
C館の隣に増築したゼミ棟には、学生の集まる場をつくる計画がなかったため、より多くの学生が集う場にしたいという目的のもと、学生の憩いの場であったC館1階・2階をリニューアルされました。
SCOPE IN THE PROJECT
■内装:計画
■レイアウト:計画・施工
■家具(既製品):製作・納入
■造作家具:構造設計・製作・納入・デザイン
■意匠照明
■施工管理
CREATOR'S VOICE
ディレクター
サンプルやパースを用いて何度も打ち合わせを行い、施主様・販売店様と意見を出し合って納得のいく空間を作り上げることができました。大阪経済大学様のキャンパスの中で、一番学生が集まる場所になったのではと感じています。
デザイナー
学生が自由にのびのび過ごせるよう、さまざまな色や形を使った空間をご提案しました。納入後伺った際に、ひとり静かに過ごしていたり、小上がりの上で寝転がっていたり、楽しそうに談笑している学生を見て、のびのび過ごすことができる空間にできたと感じています。
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