和の趣を感じる、上質な応接空間
応接室のデザインを進めるにあたり、部屋ごとに窓の有無や眺望に差があるという課題あったため、窓のない部屋には広めの面積を確保し、「商談スペース+中庭」を備えた特別な空間としてご提案しました。
インバウンドのお客様の増加も踏まえ、「旅館のような和室」をテーマにデザイン。中庭部分の光源はあえて直接見せず、人工の光を感じさせない設計にすることで、まるで外界と繋がっているかのような心地よい空間を実現しました。
PROJECT DATA
大和財託株式会社 様 東京本社/東京都渋谷区
東京・大阪の2ヵ所に本社を構える大和財託株式会社様。東京本社の移転に際し、7年先を見据えた人員増加への対応を目的として、オフィスを拡張されました。
SCOPE IN THE PROJECT
■コンサルティング
■プロジェクトマネジメント
■内装:計画・施工
■レイアウト:計画・施工
■家具(既製品):製作・納入
■造作家具:構造設計・製作・納入・デザイン
■意匠照明
■サイン:計画・デザイン・施工
■施工管理
CREATOR'S VOICE

デザイナー
応接室は窓側に配置したいというご要望がありましたが、部屋数や躯体の制約により、窓に面さない部屋が発生する課題がありました。そこで、疑似的に屋外空間を設けることでこの課題を解決しました。先鋭的なデザインが求められていたこともあり、高い満足度につながったと感じています。

プロジェクトマネージャー
和室をテーマにした応接室の小上がりを設計するにあたり、デザイン性を重視しながらも、利用者の使いやすさにも配慮しました。畳の割り付けや掘りごたつ、テーブルのサイズなど細部にこだわり、心地よく過ごせるオフィス空間を目指しました。
最近チェックしたプロジェクト事例