電気通信事業を中心に、幅広い事業を展開するKDDI株式会社様。
「KDDI VISION 2030」の達成と持続的な企業成長に向け、分散していた複数拠点の機能を集約する本社移転を実施されました。
設計デザイン:株式会社日建設計
photo:株式会社エスエス企画
photo:永禮 賢
1.オリバーを選んでいただいた理由、決め手を教えてください。
今回のプロジェクトでは、限られた予算の中で造作、サイン、植栽をトータルで対応いただけた点が大きな決め手でした。単にコストを抑えるのではなく、フロアやエリアごとの用途やコンセプトに応じて仕様にメリハリをつける形で設計していただき、全体として非常に納得感のある仕上がりとなりました。また、商業施設や飲食店などでの導入実績を数多く拝見しており、耐久性や品質に対する安心感があったことも理由の一つです。日常的に目にしていた実績が、今回の選定における信頼につながりました。
2.オフィスのこだわりポイントを教えてください。
高輪本社はお客様やパートナーの皆様ともつながり、新しいアイデアを発信し続ける「街」にするという想いを込め、コンセプトをConnectable Cityとしています。このコンセプトを実現すべく、人と人が自然につながりコミュニケーションが生まれるオフィスづくりを重視しました。視線が交差して偶発的な交流が生まれる動線の工夫に加え、アウトドアをテーマにした空間などフロアごとに異なるコンセプトを設け、働く内容に合わせて、働きたい場所を選べる環境にしています。こうした家具や植栽、サインによる空間づくりにおいて、オリバー様には大きく貢献していただきました。
3.社員の方に人気のエリア・使い方・製品を教えてください。
食堂・カフェテリアが人気で、利用者一人ひとりが自分に合った場所を選べる魅力的な空間となっています。なかでも、緩やかなカーブが美しい曲線ベンチは空間全体に柔らかな印象をもたらしており、自然と人が集まりやすい特徴があります。また、ボックスソファ席は周囲を気にせず落ち着いて食事や会話ができる点が好評です。適度に区切られた空間となっていることから、食事だけでなくワークスペースとしても活用されています。
4.オフィスが変わってからの、社内の変化があれば教えてください。
オフィスリニューアル後は、偶発的なコミュニケーションが増え、コラボレーションの機会が広がっていると感じています。例えば、執務フロア内に設けられた共有スペースでは、利用者同士が自然と視線を交わせるような工夫が施されています。また、働く場所を自由に選べる環境が整ったことで、業務効率や個々のパフォーマンス向上にもつながっています。さらに、社員が自発的に出社したいと思える環境となり、出社率の向上だけでなく、社員からポジティブな声を聞く機会も増えました。
5.オリバーに頼んでよかったこと、今後期待することなどを聞かせてください。
造作家具や植栽、サインについて、設計意図の具現化を担っていただいたことで、既製品では難しい細かな要望や空間コンセプトを高い精度で具体化し、コンセプト実現に大きく貢献いただきました。また、検討段階から共に議論を重ねながらイメージを具体化できた点も印象的でした。各フロアのポイントとなる家具についてはモックアップを作成いただき、実際の使い勝手を確認しながら修正を重ねることで、コンセプトに沿った実用性の高い形に仕上げることができました。こうした点から、単なるベンダーではなく、プロジェクトのパートナーとして最後まで伴走いただけたと感じています。
お客さまをはじめとする関係者の皆さまと密に連携しながら進めたことで、無事に納品まで完遂することができました。
施主さまをはじめ、設計会社さまやパートナー会社さま、建築関係者の皆さまと密に連携しながら、一つひとつのアイテムを丁寧に調整・施工したことで、ご満足いただける納品につながったと感じています。