患者さまとご家族が、安心して過ごせるアットホームな空間
病院の顔となるエントランス・総合待合は、落ち着いて過ごせる空間に。機能性とデザイン性の高い家具で「おもてなし」を表現しました。コンパクトタイプの家具を設置することで、車椅子の方と歩行者が無理なくすれ違える通路幅を確保。また、緊急時にはベッドとしても利用できるロビーチェアを設置。災害時の医療拠点としてフレキシブルに利用できる空間に仕上げました。
デイルームは、入院されている患者さまがゆったり過ごせるよう、カフェラウンジのような空間に。ご家族との時間を楽しんでいただけるよう、団らんの場となるテーブルチェアセットを配置しています。
病室は、患者さまがくつろぎ、活力を見出す空間に。各病室に必要な収納量等をヒアリングし、快適な病室空間を創出しました。
PROJECT DATA
社会医療法人 生長会 泉大津急性期メディカルセンター 様／大阪府泉大津市
2024年12月に開院した、公営の泉大津市立病院様と民営の府中病院様が統合した新築の病院です。高水準の急性期医療を提供され、災害時には医療拠点としての役割も担っていらっしゃいます。
SCOPE IN THE PROJECT
■レイアウト：計画
■家具（既製品）：製作・納入
■造作家具：構造設計・製作・納入・デザイン
CREATOR'S VOICE
デザイナー
機能性の高い家具とカラーリングにより、患者さまが安心して過ごせる空間を目指しました。席数を確保しつつも、視線が合わないようベンチを設置し、快適に過ごせる空間に仕上げました。
ディレクター
エントランスのラウンジは、カフェラウンジのような空間を目指しました。ベンチにバリエーションを持たせ、患者さまが自由に診察を待てる空間に。また、スタッフステーションには非接触充電カートを導入し、スタッフさまの業務改善にも取り組みました。
