伝統工芸と県産材を取り入れた、福岡らしさを体感できる空間
到着ロビー、出発ロビー、アクセスホールそれぞれにデザインコンセプトを設け、日本らしさと福岡らしさを感じられる空間をご提案しました。
到着ロビー・アクセスホールは、「はじまりを彩る 博多のおもてなし」をコンセプトに、芸どころ・食どころという博多ならではの文化を表現しています。芸どころでは、伝統工芸である博多織のアートパネルを空間に取り入れました。食どころでは、伝統工芸品のわっぱ膳をモチーフにした造作チェアを採用し、表面材には福岡県産ヒノキを使用することで、地産地消にも貢献しています。また、「ポッポ膳」の要素もデザインに取り入れ、博多ならではの食文化を感じられる空間に仕上げています。アクセスホールには、福岡県・大川で培われた伝統技法である大川組子を用いた造作ベンチを設えました。
出発ロビー・ゲートラウンジのコンセプトは、「旅路の灯り」です。交易によって発展してきた福岡の街並みに残る屋台や港の灯りをデザインモチーフに採用しました。また、ベンチにはコンセントを設けるなど、機能面にも配慮しています。さらに、ゲートラウンジにはシンボルツリーを配置するとともに、県産材を積極的に活用し、福岡らしさを感じられる空間を演出しています。
PROJECT DATA
福岡空港 様 国際線ターミナル/福岡県福岡市
多くのお客様を快適に迎えられる空港を目指し、到着ロビーの改修・増築を行うとともに、二次交通への乗り継ぎをスムーズに行えるアクセスホールを整備されました。
SCOPE IN THE PROJECT
■レイアウト:計画
■家具(既製品):製作・納入
■造作家具:構造設計・製作・納入・デザイン
■施工管理
CREATOR'S VOICE
ディレクター
海外から来られる方々が福岡で最初に目にする場所となるため、博多織や組子など、福岡らしさを感じられるデザインをご提案しました。また、充電可能な席やわかりやすい優先席カバーを採用するなど、機能面にも配慮した空間づくりを行いました。
デザイナー
国際線ターミナルとの一体感を表現するため、同じコンセプトで福岡らしさを感じられる空間をデザインしました。使用する素材にもこだわり、打ち合わせを重ねることで、旅の記憶に残る空間になったと感じています。